横浜白門会 会長挨拶

横浜白門会は、横浜市内に在住又は、勤務する中央大学同窓(学員)が集う会です。明治33年(1900年)に横浜市在住の東京法学院(中央大学に改称前の当時の学校名)の卒業生を集めて、横浜市台町の老舗料亭田中屋で交流会が開催された日を横浜白門会としては独自に創立の時とし、その後、明治35年(1902年)支部として正式に認可設立された伝統ある中央大学学員会支部です。会員相互の親睦を中心にして、現役学生との交流及び支援、地域貢献等々の活動を目的として活動しています。

横浜白門会の活動は、正月の母校・中大の駅伝応援、その興奮冷めやらぬ中での新年会からはじまり、現役学生との交流を目的としたイベントを交えた定時総会、さらには納涼会、忘年会など楽しい行事が目白押しです。横浜白門会内のサークル活動としては、「ゴルフ愛好会」「歩く会(横浜・鎌倉など近隣地域の散策、時に山登りもあり)」「横浜球場での中大アメフト部の試合観戦を主としたスポーツ観戦の会」「若手?飲会」など、会員の知的刺激や体力維持を目的として、会員相互の親睦を深めるべく活動しています。また、横浜白門会は神奈川県下9白門会(川崎白門会、横浜白門会、藤沢白門会、逗葉白門会、茅ヶ崎白門会、平塚白門会、小田原白門会、相模原白門会、大和白門会)の一員として神奈川県下合同白門会、合同ゴルフコンペ等を各支部持ち回りで開催し、神奈川県内の学員とも相互交流を図っています。

以上のような活動を行っている横浜白門会ですが、横浜白門会は創立以来、関東大震災や第二次世界大戦の横浜大空襲等で支部活動を支える会員の多くが失われ、幾度となく活動が停滞する憂き目を味わいました。現在は、ゆっくりではありますが、横浜白門会の活動も盛況さを見せてきました。この状況をより高めていくためには同窓(学員)の皆様の参加が不可欠です。横浜在住もしくは在勤の学員のみなさん、横浜白門会にぜひ参加してください。支部活動の一部(ゴルフ・散策等)だけの参加でも結構です。どうか、声をかけてください。会員一同、心よりご連絡をお待ち申し上げております。連絡はこのHPの「当会への問い合わせ」からお願いします。また、サークル活動の日程等もHPに掲載しますので、奮って参加してください。

中央大学学員会
横浜白門会支部
(通称 横浜白門会)
会長 小田原眞人

学員会の歴史

明治18年(1885年)9月「英吉利法律学校」として本校が設立され、その3年後の明治21年には、設立されて日の浅い母校の基礎を固めその隆盛を図るため校友会が結成されました。
その後、校名の改称により、東京法学院時代には校友会を院友会と改め、続いて東京法学院大学と改称その2年後の明治38年(1903年)校名を現在の中央大学に改称してからは院友会を学員会と改称して現在にいたっています。
明治30年頃になると、卒業生も多くなり、全国各地で活躍するようになり、院友会が地方大都市で開催されるようになり、支部へと発展しました。

横浜白門会(支部)の歴史

学員会本部の資料によると、横浜支部の創立は明治35年4月16日となっています。花井卓蔵招いて講演会を開催したのがきっかけで、横浜支部を創設したとのことです。正式な横浜支部となる前にも、明治33年には院友会の大会が横浜市在住の卒業生を集めて行われていた模様で、何回かこの様な会が催されて後に花井卓蔵招いての講演会をきっかけに正式な支部の設立となりました。
横浜支部創立当時の事は判明したものの、その後の横浜支部の活動内容は東京の支部と同じく、関東大震災、第二次世界大戦による横浜大空襲と二度にわたる大きな災害に見舞われその資料も散逸してしまったものと思われます。